卑屈になったり、どうしようもなくなったり、弱音を吐きたかったり、爆発したかったりしても、SNSなんかには、書きたくて、書きたくても書けずに、
なんとかひとりで堪えているような、誰にもわかってもらえなくて消えたくなってるような、
そんな誰かに聞いてほしくて、イデアというアルバムの歌詞を書きました。
どうしようもない人間の、どうしようもない人間のためのアルバムです。
日付が変わって、今日はクラブチェンジWAVEでワンマン。
もちろん楽しんで貰える準備は万全。
きっと良かったと思って貰えるライブにする。
それでもきっと根っこは、
なんでこんなに生きにくいのか、
なんでこんなにも誰もわかってくれないのかと、
毎日もがいている誰かに、少しの灯りが灯るような、
そんな日にしたいと思っています。
いい日にします。
ーーーーーーーーー
2.Flies
これが秩序だ、というものに、囚われすぎてはいないか?
人間誰もが、自分の感情が全て正しいと思いすぎてはいないか?
きっと、もちろん、いわばエゴとエゴのシーソーゲーム(©ミスチル)の中に生きている僕らだから、
何が正しいかは誰も分かりえないものだと思うのですが、
それを押しつけすぎてはいないか、と思っています。
誰しもが一歩引いて、そういうものもありだなあ、と思えれば、
色んな可能性が、色んな思いが活きてくる、と思うのですが、
そうもいかない世の中でしょうか。
打ち負けない強さを持つのは難しいけれど、
せめて、胸に秘めた想いだけは捨てないでいれば、
いつか、わかってくれる誰かがいます。
いつか、思いをとめてくれる誰かがいます。
自分はどうか捨てないで、きっと分かち合える人がいるはずです。
洞口
ーーーーーーー
CDを出す、という事が、自分たちだけでは到底出来なかったこと、本当にたくさんの方の力をお借りして、或いは頂いて、リリース出来る事、改めて実感しています。
本当にありがとうございます。
そして手にとって、聞いてくれる皆さんがいないと、僕達の音楽自体も成立しない事。
感謝の気持ちで、またここから始めていきます。
In the cityをリリースした時にも、セルフライナーノーツを綴ってみましたが、
今回も、このリリース日を皮切りに、ひっそりと書きます。
前にも言いましたが、曲の説明(のような物)をするのは、ともすればナンセンス、
なのかもしれないですが、心を詰め込んだ、という事を表現するということが、今だからこそ意味があると信じて、遺しておきたいと思います。
重くるしいものから、重くるしいものまで(重くるしい!)、
読める時に、読んで貰えたら嬉しいです。
ーーーーーーーーー
1.get out
光、より、灯り。
燦々と降り注ぐ光より、どこかで灯るロウソクの灯り、
そういうものに希望を見出したい。
きっと誰もが、どこかから流れてくる正義とされるものや、
そうでなくてはいけない、という漠然と固まった世界の中で、
自分の感情や行動、感性までも切ったり貼ったりしながら、
取れるはずもないバランスを取ろうとしているんじゃないか。
それぞれがきっと、大事なものを守ろうとしているだけなのに、
時に悪者になってしまったりするんじゃないか。
行き場のない気持ちに、しょうがない、じゃ片付けられないそれぞれの心に、
一筋の光、よりは、一つ暖かい灯り、が灯るだけで、
それだけできっと生きていけるんじゃないか、と思っています。
僕らの希望を込めた、アルバムの軸にして核。
この一本のロウソクの元に、僕らのイデアが流れ出します。
洞口
いしがき10年目。10年、色々あった。
第一回に弾き語りで出演したのもカウントすると、洞口いしがき皆勤賞です。
10年前は、高校3年生。(吐きそう)
その時はちょうど、今はなきストリートファイターズという音楽番組に取材してもらっていて、高校の時に組んでいたバンドが休止して弾き語りで活動している可哀相な人、が音楽を通して成長していく、というストーリーを醸し出した、物のクライマックスがいしがきで歌っているシーンだった。(のをさっき思い出した)
全くもって経てきた自慢をしたいわけではないけど、時間を経ていけば、当たり前のように色々ある。笑ってしまうほどもうバンド続けられないでしょ!さようなら!、という時も何回かあったし、よくある話かもしれないけどバンドから離れていく仲間たちや、もちろん個人的な別れや出会いもたくさんあった。(思い出せない、思い出したくないものも含めて)
それでも続けてこれたのは、いしがき、というのものが大きすぎる。
マインドの部分はもちろん、実質的にも、初めてちゃんと音源を出したのはいしがきのオーディションイベント(いしがきミュージックブルーム)で優勝した時だし、数年前初めてメインステージに立てた時は、各所からたくさんのレスポンスをもらえ、そこから活動の幅はとても広がった。
ここ最近は運営側のとてつもない大変さ、苦労や心労も、痛いほど身にしみる。(自分は運営には一切関わっていません。からこそ)
だからこそ、その全てをひっくるめて、この1日が楽しく、素晴らしい感動に包まれる日になるように、自分たちもその一部として死ぬ気で歌いたい。と、思っています。
とはいいつつも、イベント全体をフラットに楽しみたい。楽しみな要素も多すぎる。
健さんと千葉さんが盛岡で共演(ちょっと、これは、頭が追いつかない)とか、クライベイビーズ復活(昔ローディーという名の研修生してた)とか、口笛おじさん皆勤賞(各所で話題、今年こそ、と思いながら毎年見れない)とか、たくさんあります。
長くなりましたが、それだけ思いがあって、後ろを振り返るわけではなく、でも、生きてきたなあ、というものを噛み締めて、みんなと楽しみたいと思ってます。
わたしといしがき。
色々な状況の人達が、今もずっといる、ということも、心から思いながら、
13:25から、MOSSステージで待ってます。
そのあとHAWAIIAN6も待ってます。
]]>